きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

島での出会い, 島へんろのおすすめ,

秋のお遍路さん

小豆島の、島遍路。
約1か月半かかるといわれている四国遍路に比べ、島遍路は約1週間でまわれるといわれています。
お遍路といえば春を想像すると思いますが、実は秋にもお遍路さんは多いんです。
私の知り合いも歩き遍路をするということで、ちょこっと取材をさせていただきました。

白衣を纏い、金剛杖を持って(足元は実はクロックス)、いざ出発。

景色を眺めながら、時にはカメラで写真を撮り、時にはすれ違う人とお喋りをします。
一人だと寂しくないですか?
「寂しいというより、『0』になっている感覚。相棒がいたらできないことはたくさんあって、一人だからこそ誰とでも繋がれるし、ご縁を大切にしようと思うし、ちょっとした場面も立ち止まって写真を撮ることができる。自分の思い通りにできるのがいい。」

霊場五十八番札所。西光寺。

鐘をつき、中に入ります。

大きな声で、お経を唱えます。
「お遍路をしている人は、年齢とか性別とか肩書とか関係ない。みんな、ただの人。」

この瞬間が良い!と思えば、すぐに写真に収めます。
「宿や食堂は前もって決めない。気持ちよさそうやからここの海に入ってから行こう。とか、出会った場所、人、瞬間とか、そういったものを大切にする。急がずに、気まま遍路をしてる感じかな。」

88ヶ所まわるって遠いですよね?めげませんか?
「ゴールをみてしまってはだめ。もちろん、目標を立てることは大切だけど、自分の一歩一歩に集中すれば、88ヶ所もすぐに終わるよ。」
私も、歩き遍路に挑戦してみたくなる取材となりました。
ご協力、ありがとうございます。

mameco