5月3日に毎年上演される『肥土山農村歌舞伎』
今年は雨の降る中でしたが、
演者とたくさんのお客さんの熱気で盛り上がってました♪
第一幕 『三番叟』
三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐといわれているそうです。
美しい田園が広がる肥土山地区にはかかせない舞なんですね。
とても力強く、でも繊細なそんな舞でした!!
舞踊『てるてる坊主』
幕間には、子どもたちの舞踊もあります♪
二人のかわいい踊りに、おひねりもたくさん飛んでいました !!
第二幕 『恋飛脚大和往来 梅川忠兵衛 新口村』
近松門左衛門の人形浄瑠璃「冥途の飛脚」が原作の子ども歌舞伎
子どもとは思えない熱演でした!!
舞台が回ったり、紙吹雪の雪が舞い降りたりもして見どころたくさんでした。
舞踊『野崎小唄』
かわいくて美しい。初々しくて妖艶。見ていて引き込まれていくステキな踊りでした♪
第三幕 『傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場』
和泉国斑鳩家のお家騒動をもとに、阿波の十郎兵衛の巷説を取り入れて作られた時代物
地元ならではのアドリブで笑いもおきてました♪
お話も涙をさそうストーリーだし、友人のお子さんの熱演ぶりにも涙が・・・。
第四幕 『一ノ谷嫩軍記 熊谷陣屋の場』
平家物語の中にある源平一ノ谷の合戦において、敦盛を討取ったくだりを題材にしたもの
小豆島ガール運営メンバーの旦那様も出演!とてもきまってました!
毎年、肥土山地区の人たちが地区ごとの持ち回りで上演している農村歌舞伎。
半年も前からこの日のために練習をするそうです。
舞台にあがっている人たちだけでなく、裏で支える家族や地域の人もたくさんいます。
300年以上も受け継いでいる地域の団結力の素晴らしさも感じました。
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