きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

食材をみつける

木桶仕込みの精選生味噌「極」誕生!


小豆島は醤油の一大産地。
醤油と味噌の造りが似ているので「味噌」も盛んなのでは?と思われることも多いけれど、実は味噌屋はたった1社「森食品(森製麹所も同社)」のみ。島内全域の幼稚園・小中学校の「給食」で十数年に渡って使われていて、特に若い世代に馴染みがある蔵元です。


その小豆島唯一の味噌屋が、2015年11月15日に「木桶仕込みの精選生味噌」を発売!その名も「極」。
最大の特徴は「木桶」に仕込んでいることです。
「木が適切に水分調整をしてくれるので、醸造状態をより良い状態に保ってくれます。そして『木桶』の特徴は木にうちの菌が住み着くこと。年を重ねるごとにうち独自の味噌の味に深まっていくのが楽しみです」と森さん。


この「極」を主体になって手がけているは、現在若干22歳の男性「壱輝(かずき)」さん。
「ずっとおじいちゃんとおばあちゃんが頑張って続けてきたのですが、もう年をとり、今後はどうするのだろうと思うようになりました。安易に潰したくない。できるかできないかわからないのならば、やれるだけやってみよう!って思ったんです」と目を輝かせながら話します。



今回出す「極」も、「木桶」で仕込めば良いということではなく、「自信を持って出せるものしか出す気はなかったんです。『極』は、塩辛さがなく柔らかい味わい。甘みがでてまろやかに仕上がり、自信をもって出せる一品です」と、堂々と話してくれました。



驚くことに、原材料となる「大豆」と「米」も森さんご自身で育てたもの。
おばあさまは「もともと米農家で、この米の良さを伝えたいと思って『米麹』を造り始めたんよ。そしてせっかくやからと思って『米味噌』を造ってみた。それだけのこと」と話します。森さんの蔵の周りはのどかな畑や田んぼの風景が広がります。森さんは、美味しい味噌を作りながら、和む島の風景も作っています。

寒霞渓の岩清水で育ったお米と大豆を使い、昔ながらの「室蓋(もろぶた)と薦(こも)を使用して手づくりで米麹からできた日本古来の伝統味噌。材料はシンプルに「米・大豆・食塩」のみです。なお、発酵止めの加工をしていない生きたままの味噌なので、購入後は通気口を開けているので倒さず開戦後は冷蔵庫で保存してください。

販売場所は「小豆島日曜市」と「ヤマロク醤油」予定。
400g 1800円で120個限定販売です。
一早く届いた味噌をひとなめした反応がこちら。
私もありがたくひとなめしたところ、同じ反応になりました。
なんて優しくてまろやかで味わい豊かいのだろう。
お楽しみに!

————————
森食品
住所:香川県小豆郡小豆島町神懸通甲1510
電話番号:0879-82-0691

kelly