第9回「女子へんろ」
今日は第9回「女子へんろ」。
島内外総勢31名の参加者が、朝7:30に集合して18:00解散とロングタイム。
「小豆島八十八ヶ所霊場」のお寺と庵、合わせて12箇所をお参りしました。
30番 「正法寺」を出発し、31番「誓願寺」からお参りスタート。
鐘をゴーン。瞑想している仏さん、お参りしますよ!よろしくお願いします!
心静かに手を合わせ、般若心経を唱えて次へ。次へ。
企画・運営している「小豆島クリエイティブ」さんが、先達の大林慈空さんを筆頭に長年かけて寺や庵の人と良き関係を築き、 開催前も試し遍路をやって調整してくれているおかげで、いく先々で暖かく迎えてくれます。
行く先々でいただく「おせったい」は断らずに受けましょう(慈空さんより)。
ありがたくいただき、お礼を言って進みます。
小豆島のお遍路でいいなって思うのは、へとへとになって心が折れる前に次の札所に到着するところ。
「女子へんろ」らしくおしゃべりを楽しんでいると、ふと目の前に立派な寺が現れて「すごーい!」とさらに盛り上がります。
お寺にある何気ない飾り物にも心が和みます。
「愛!?」と時にツッコミを入れたくなるものもありますが、それにもちゃんと意味があるので住職さんにお話を伺いましょう。
なお、今回行く最も高い場所はココ。車で運転する感覚で見ると「歩いてでは無理!」と思うのですがさていかに。
整備体操を挟んで向かいましょう!
と、険しい道が続くのですが私はこんな道ほど楽しい。
弓の原料に使われていたという「真弓」の花や
私は見たことがない優美な紅葉 や
心にしかと刻みたくなるありがたいお言葉に会えたり、
周りを見渡せば、心を洗う景色が広がっていたり
この時期なら、「熟した」印象の深い色をした紅葉が彩ります。
西ノ滝に到着する前に、その下にある「佛谷山」で護摩祈祷。こちらは洞窟が深く、護摩焚きが始まるとお経にと炎がたちこめて空気が変わります。お地蔵さんやロウソクなど、あちこちにさりげなく置いているものも素敵なので、行ったことない人はぜひ訪ねてみてください。
ちなみに「保安寺」とその奥の院「佛谷山」にはパグがいっぱい。
人懐っこくてかわいい!
そんなこんなしていると、「西ノ滝」に到着!
「思ったよりすんなりいけたね」と言っている人が多く、私も同じ印象。
三都半島の「吉野」から「西ノ滝」なんてすっごく遠いイメージがあったけれど、「楽し〜い!」「きれ〜い!」と楽しみながら案内サクッといけちゃうのは、一緒に歩く皆のおかげ。
そして道を整備したりと、知らないところで支えてくれている皆さまあってこそ。
住職さんの話もおもしろかったし、
道中も気持ち良かったぁ。
そしてちょっとは心が清くなったかな。
企画してくれた「小豆島クリエイティブ」のみなさま、
そして一緒に歩いた女子おへんろさん、
ありがとうございます!
次も参加したいな。
kelly