2016年3月20日から「瀬戸内国際芸術祭2016」が開催されます。
作品展示場所の一つである草壁港をふらふら歩いていると、
何やら木の陰に見慣れぬ白い建物?が。
近づいてみると屋根に人?!作業中ではありましたが、少し尋ねてみました。
「すみません、少しお話してもいいですか?」
「はい」
「芸術祭の作品制作中ですか?」
「そうです」
「一から建てたんですか?」
「そうです。元からあった隣の建物に似せてつくりました」
そう言われると似てる。
でもなんか違和感。
「建物のポイントはどこですか?」
「紙に描いたようなところがいいでしょ。」
言われてみるとそんな感じ。あえて白なのかな。
「建物の中で何が行われるんですか?」
「皆さんに好きな食材を持ち寄って貰って鍋をしようと考えてます」
「・・・。 毎日?」
「はい。春会期の間はそれをします」
今回の芸術祭では瀬戸内の新鮮な食材や島の食文化もコンセプトの一つだった。
この小屋では島の食材が持ち寄られて毎日違う鍋が生まれるってことだ。
「開催が楽しみですね」
「はい」
「数日で開催日ですが間に合います?」
「笑、大丈夫です。また覗いて下さい」
今回紹介した作品は草壁港にあります。
作品-093・制作-村上慧・作品名-小豆亭です。
すぐ隣に作品092も展示予定です。
saedon