きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

お店で味わう, 瀬戸内国際芸術祭

古来の小豆島の美味しさを一皿に表現


「二十四の瞳」で有名な小豆島の作家「壺井栄」の全集に登場する料理をアレンジし、ワンプレートで楽しませてくれる「本からうまれる一皿〜壺井栄と庚申の夜〜」の料理をいただきました。


16時に開店するとひっきりなしに人が訪れ、22時に閉店するまでほぼ満席。3月ということで「ひなまつり」をテーマに、島の食材をふんだんに使い、目から楽しませる盛り付け。控えめな味付けなのに味わい深く、食材の持ち味を楽しませてくれます。


この企画は「瀬戸内国際芸術祭」の企画のひとつ。通常は営業をしていなく、3月〜10月の毎月最終土曜日に開店します。計8回のみと限られた回数だからこそ1回1回が濃厚です。


この企画を運営しているのは地元の人。調理師としての経験を積み、現在は佃煮会社に勤めて商品開発を担う岸本等さんを筆頭に、岸本さんが生まれ育つ苗羽地区のお母さんたちが公民館で料理の仕込みをし、岸本さんの友人が料理の仕上げをして来客をもてなします。「壺井栄」の全集から料理を見つけ出すのも、小豆島の「読書会」の人たちの協力によるもの。


昔ながらの小豆島の食べ物を、小豆島の作家の作品から、小豆島の人たちが見つけ出し、小豆島の人が作って提供。その想い入れ深い料理のクオリティは一流で、口にする人を笑顔にします。これから毎月、どんな小豆島の美味しさを一皿に表現してくれるのか楽しみです。

kelly

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[本からうまれる一皿〜壺井栄と庚申の夜〜]

【開催日】10月までの毎月最終土曜日の夜を予定
3/26(土)
4/30(土)
5/28(土)
6/25(土)
7/30(土)
8/27(土)
9/24(土)
10/29(土)

【時間】
16時~22時(ラストオーダー21時30分)
※8/27(土)は16時〜20時

【場所】
小豆島坂手地区「eiカフェ」
※8/27(土)は苗羽地区「庚申堂」

【お問い合わせ先】
honkaraumareruhitosara@gmail.com