きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

5月, 島行事

タガフープ世界選手権大会

5月22日に開催された、小豆島オリーブマラソン。

と、同時に開催された、『タガフープ世界選手権大会』。

失礼ながらなかなか名前を覚えられず、前日まで『コガフープ』と勝手に
名付けておりましたが、正しくは『タガフープ』でございます。

醤油蔵にある、醤油を仕込む杉樽のことを『桶(コガ)』といい、
その桶を固定するのに竹で作られた輪っかのことを、『箍(タガ)』というんですね。

誰が思いついたのか、そのタガをフラフープのように回して競おう!
っちゅうのが、タガフープ世界選手権大会。

こんな感じで、直径約2m、重さ約13kgのタガを、全身を使って回します。

ほんま、一体誰がこんなことを思いついたのでしょうか。

挑戦者は、背中に『タガフープ』と書かれた黒色のつなぎを着て挑みます。
タガフープを回す時間が長かった上位10人の方が本戦へあがれるという形式。

ルールは厳しく、中央の四角形の枠の中から足が出たら即アウト。
タガが少しでも地面についてしまうこともアウトです。

審判たちが、どこかでタガがつかないか、地面すれすれまでに顔を近づけ、
タガがつこうもんなら、一斉に笛を吹きながら一目散に走り寄ります。

そんな光景を見て、これは、審判たちが楽しむための大会なのだろうかと錯覚を起こします。

さて、本戦がスタート。

闘うのは、10人の挑戦者と、去年のチャンピオンを合わせた11人。

たくさんの観客が見守るなか、次々と挑戦者が挑んでいきます。

40回、60回、80回という記録が続き、回数が100回を超えることはなかなか難しいのだろう。
今年もチャンピオンが勝つのだろうな。と思っていた矢先、今年ふらっと参加した挑戦者の
1人が、何食わぬ顔でなんと333回もタガを回し、世界記録を更新されました。

去年225回で優勝したチャンピオンは内心焦っていたことだと思います。

しかしここはチャンピオンが粘り、塗り替えられた世界新記録をすぐに塗り替えました。
回した回数は352回。

今年もチャンピオンとなった大山康平さんは、『最後は意地だった。』と仰っていました。

おめでとうございます!

そして、来年もタガフープ世界選手権大会は開催されるので、
挑戦したい!という方は、ぜひ来年のオリーブマラソン会場へお越しください。

 

『タガフープ世界選手権大会実行委員会』 FBページ
https://www.facebook.com/tagafupu/

 

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