「薫、この島には神さまがいっぱいいるんだよ。
全部お参りしようね。」
これは、映画「八日目の蝉」の中で、希和子が薫にゆった言葉。
（※注：うろ覚えなため正確なセリフではありません。）
そう。小豆島には八十八か所霊場がある聖なる島なのです。
というわけで、私もお遍路さんにチャレンジ！
せっかくチャレンジするなら「てくてくお遍路」と思って始めた、歩き遍路。
お休みの日に仲間を集ってでかけたり、「小豆島八十八か所ふれあい徒歩大巡行」に参加したり。

もちろん利用するのは遍路道。
野山に伸び続く遍路道は、発見がいっぱい。
若葉や花の匂いだったり、鳥のさえずりだったり、綺麗な野花が咲いてたり、
海と空と山の木々の美しさにハッとしたり。

でも、なんといっても一番の驚きは、こんな野山に道があったんだということ。
そして、綺麗に整備されてること。
地域の人が一年に何度か、お遍路さんのために整備してくれてるんだって。感謝感謝。

へんろ道看板が道順を教えてくれるよ
お大師様が通った修行のための道だから、つらいところもあるけども、
険しい道を登りきった時の爽快感、札所に着いた時の達成感は格別！

81番札所　恵門の瀧
車でピューっといくとあっという間だけど、歩くことで見えなかったものが見えてくる。
スピードと便利さに叶わないものがある。
そんなことに気づかせてくれる「てくてくお遍路」
とっておきのコースを、またちょっとずつ紹介しますね。