きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

島での出会い, 島行事

醤(ひしお)の郷まつり



小豆島の東の方に行くとおいしそうな香りがふんわりと。
いくつもいくつも大きな工場やこんまい工場が連なり、
その中では使い込んだ白い作業服を着た島の方々が幾日も幾日も丹誠込めて醤油や佃煮を造り上げています。
この職人技が試される現場が軒並みを連ねる地域は『醤(ひしお)の郷』と呼ばれ
400年余伝承され続けている醤油造りや、戦後の食卓を豊かにしてきた佃煮を始めとする調理食品造り、そして400年余追求され続けている素麺造りが行われています。
町の文化や行政や自然や人々の考えをも産業と共に育ち続け、これからの小豆島の未来も担っています。小豆島は『醤油や佃煮や素麺業で育まれている島』とも言えるでしょう。
しかし醤油や佃煮業が日常に溶け込みきっているためか、直接仕事をしている方以外は『醤油や佃煮造りがいかなる可能性を秘め、どのような特徴を持っているか』について知る機会がありません。
そこで、少しでも興味や関心を持ってもらうために『醤(ひしお)の郷まつり』が行われることになりました。




開会式

くす玉を割って出てきた文字は

『醤の郷まつり』。実は『プレ』という形ではありますが初開催です。

小学生に描いていただいた『醤の郷絵画展』で入選なさった方の表彰式。
すっごくいい絵でした!後ほど紹介しますね。
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香川県発酵食品研究所
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では!今から醤の郷まつりを楽しみます♪
まずは『香川県発酵食品研究所』から。
普段は入ることができない現場なので入れるだけでワクワクします。

ミクロ世界の観察と素材の判定をします。渡されたものは『塩』。

塩を顕微鏡で見たミクロの世界

塩の分子よりも重い分子のものを判定することがでることで、砂や金属を発見することができます。


さて、次のお部屋。
mamecoが何をしているかというと『生醤油つくり体験』。
島内2社の醤油屋さんの「もろみ」からマイ醤油がつくれる。醸造どころならでは!
まずはろ紙を敷きます。

続いて、袋の中にもろみを入れます。

最後に、絞ります。
ちなみに、ゆーっくり絞った方が雑味がなくすっきりとした風味になるってお醤油屋さんがおっしゃっていましたよ。
長いところでしたら2週間かけてしぼりますが…今回は耐えられないので数秒でいいよね。

真剣mameco

ろ過が終わるまでしばらくこのまま。

full「この醤油もろみはどんな風味なんですか?」

「しょっぱーい」けど、旨味や苦みや酸味などいろんな風味があるね。

「こっちは?」とろ過をしている途中の醤油を味わうfillとaiai。
fill「うん、醤油だ。ってふつーなこと言っちゃった。」

続いて『甘味料の甘さ比べ』
「これ、小さじ一杯数万円」と紹介されたのは『プシコース』

“数万円”に反応して味わうメンバー。「あ、おいしー」

傍にあった本の中の先生「プシコースを利用してやさしいおいしい食品を作製しましょう」
どうやら体にいいようです。

これは何でしょう。ただの水ではありません。

これらの甘味料が入っているのです。
飲んでみると甘味料によって味が全然違います。「おいしい」ものから「あ、苦手」まで。
さらに、入れる甘味料の量も違います。これら全て同じ甘さにしているのに、人工的なある甘味料は砂糖の200分の1の量でいいのです。
そして驚いたことに『冷えた果糖水』と『常温の果糖水』を飲み比べてみると、『冷えた果糖水』の方が甘く感じます。
そのため、ジュースには果糖を使うことが多いのです。


最後に実験ガールの衣装をご披露

実験ボーイと呼びたいところだけれど、島の産業の重役を担う立派な方々なので控えておきます。
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記念講演
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タケサン株式会社の代表取締役社長であり、小豆島醤油協同組合 理事長である武部一成さんが『発酵食品研究所の歴史と島内産業のかかわり』について講演してくださいました。
塩から始まり、醤油や佃煮などの調理食品、そして産業の発展の要を担った発酵食品研究所の歴史をしっかりとわかりやすく伝えてくださり、とても勉強になりました。
余談ではありますが、終始資料も見ずに数字を並べて話し続けていらっしゃることに驚きました。
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さ!次の会場へ!と歩いていると、馬木散策路のコース作りの時もかわいがってくれた石井さんが。
早くもビンゴカードを2枚もゲット!したようです。
※ビンゴゲームが行われているのです

自転車aiaiとfull。ランニングmamecoとkelly。
到着したのは『ポケットパーク』
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ポケットパーク
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いろんな方々が集える場所『ポケットパーク』では、小豆島町商工会青年部の方々が中心となって子どもたちが遊べるイベントをたくさん用意いました。

あ!mocomama発見!息子さんとデート中でした。

子どもにまじって射的をするmameco。

結局当てれなかったけど、かき氷と皆と楽しんでいきましょー。

さすが、豆好きmamecoらしくちゃんと『枝豆』を買って食べていました。

小豆島ガールをパシャリ。名付けて醤ガール。

こちらの小豆島ガールはヤマロク醤油 5代目の娘さん。いつもかわいい。


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さーて、次の会場へ。※mamecoは仕事へ
京宝亭』さんの建物に掲載されているこどもたちの絵がとても素敵です。
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京宝亭
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宝食品さんの直売店『京宝亭』さんでは物販の売買の他、餅つきが行われています。
宝食品さんではまだ佃煮が佃煮として確立をしていない昭和23年から奮闘模索して現在の『佃煮』を確立させていました。
今では当たり前とされる『安心・安全』は『安心・安全』を目指して研究を重ねた所以です。

おお!小豆島ボーイたちかっこいい!

そのつきたての餅を小豆島ガール達が手早く丸めていきます。


そのやわらかお餅の味わい方は…なんと!15社の醤油で味わいます。
なんて究極!食べても食べても醤油風味なのですが、全ての醤油の味が違うので奥深い風味を楽しむことができます。

では、その楽しみ方を具体的にご紹介しましょう。
(1)餅を好きなだけ取ります

(2)味わいたい醤油を選んでつけます

(3)かぶりつきます

(4)楽しんで

(5)しっかり味わいます


そうそう
と、楽しんでいると『あんこ入の餅も食べ〜」って小豆島ボーイが持って来てくれました。
わーい♪って食べると…んん!?


その中身は…佃煮です。
しかし、それが美味しいのです!風味豊で栄養価も高くなる。これはアリです!

って、食べてばかりいると「次は小豆島ガールや!」と指名が。
※上の写真は会場で声をかけてくれた宝食品さんの方が撮って送ってくれました♪
ありがとうございます!私必死(笑)

つきます、つきますとも!って意気込んだけれど、
「これ、餅になるのかなー」って笑いながらつくしかない状況。

見かねた小豆島ボーイが変わってくれました。
早送りしたみたいに早い!私もあんな風につきたーい。

私たちもついた餅をいただきます。とろっとろです。


一緒に餅をついた大連からお越しの小豆島ガール。かわいいなぁ。
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一徳庵
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タケサンさんの直売店でありながら、醤油や佃煮の歴史を勉強することもできる一徳庵では物販やポン菓子や金魚すくいや抹茶サービス、そして児童絵画展の入賞作品の展示が行われています。
タケサンさんは武部吉次さんを始めとして醤油業の発展にも佃煮業の発展にも大きく貢献してきました。当初より時代の先を読んで非常に多角的な試みをし続けています。

いただきます。お作法をちゃんと身につけているaiaiが素敵。

とても賑わっていました。

児童絵画展 金賞

銀賞

銅賞
とってもいい絵!捉え方が絵にそのまま出るので、見ているといろいろ教えられます。
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マルキン忠勇
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小豆島で一番大きなお醤油屋さんであるマルキン忠勇では、物販やお好み焼きや焼きそば、かき氷、素麺の無料試食、記念館の無料開放、ビンゴゲームやライブが行われます。
丸金醤油(現:マルキン忠勇)はいわば小豆島醤油のリーダー。当時支持されていた関東の上物醤油に並ぶ品質の高さを目指し、市場を開拓する力を持とうと、小豆島醤油の礎を築いた木下忠次郎さんを中心に小豆島にあった数社のしょうゆメーカーが一緒になって設立されました。以後4大醤油の1つになるなど、世界でも支持される醤油へと発展しました。

マルキン醤油でも小豆島ガールをパシャリ

なんて素敵な撮影スポット

わたしたちも

よく見ると『無料開放』。やった♪行きましょう。

記念館をしっかりみるとあなたも醤油博士に。
観るだけじゃなく、こんな体験もできちゃったりします。

展示物の中の1つ。かわいい!

!!岡本太郎デザイン!
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再び香川県発酵食品研究所
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あ!そういえば、mamecoの醤油をろ過工程のままほったらかしにしています。
危ない危ない。再び香川県発酵食品研究所に戻り、ちゃっと受け取ってきました。

ちゃんとできていました

手絞り醤油をなんと金魚の容器で吸い込みいます。

2金魚できました♪♪
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再びマルキン忠勇
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私にはまだ重要な役目をmamecoから託されているのでマルキンさんに戻る必要があるのです。

七夕の笹がありました。
「ただ純粋にお金がほしい」そうね。
「倒れないで!!」ありがとう。

小豆島ガール 丸金ガール


ライブも行われていました

私がなぜ戻って来たかというとコレ!
mamecoの変わりにビンゴで32型テレビを当てなければならないのです!

始まります。






ビンゴ!が!2人同時に!
ここは平等にじゃんけんで決めましょう。

勝ったのは

こちらの小豆島ボーイ。
負けた方には19型TV。
…ごめんなさい、mameco様。

気を取り直して続けます!


終了ー。結局なにも当たらず。
…ごめんなさい、mameco様。


しょんぼりしていたら、そうめんを配っているのを発見!
なつかしいなー。昔は流し素麺していたなー。

と、いうわけで、素麺を食べて再び元気になろう!
これにて『醤の郷まつり』終了です!
沢山きてくださった皆様、運営してくださった皆様、
本当に本当に本当に本当にありがとうございます!

kelly