きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

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池田亀山八幡宮 秋祭り

私が住んでいる小豆島町池田地区では、毎年10月16日に豊作を感謝し
池田亀山八幡宮に太鼓台を奉納する秋祭りが行われています。

今年は息子が太鼓の乗り子として参加しました。
秋祭りに向けての準備の様子なども紹介したいと思います。

10月1日 太鼓の蔵出し

ふとんの点検、修理など

煌びやかな水引幕

10月2日から太鼓蔵にて練習開始
北地(きたいじ)地区では今年は4名の乗り子が太鼓を囲み、元気よく太鼓をたたきます。
息子は4年生。他の3人は5年生です。みんな太鼓をたたくのは初めて
バチの持ち方、かけ声を教わり練習が始まりました。

10月7日太鼓台の水拭き、飾り付けが終わり外での練習が始まりました。
「声が小さい、もっと力強く!」「たたくタイミングを合わせて!」と厳しい声が飛びます。

そしていよいよお祭り当日、それぞれの地区から亀山八幡宮に向かいます。
「よいやー、せー」太鼓を叩く子供たちの声が響きます。
出発前に「みんなが大きい声を出して、太鼓をたたいてくれたらおっちゃん達も
元気が出て頑張れるんやで」と激励を受け、太鼓をたたく手にも力が入ります。

亀山八幡宮に入り鳥居をくぐると台車を外し、ここからは担いで宮入りをします。
その時には、子供たちも宮のぼりの掛け声で太鼓をたたきます。

宮の内をまわる際には小宮ごとにシャシャゲをして、その後、所定の位置に太鼓を
おろします。

昼食をはさんで午後1時からは順番に宮下がりをし、担いで馬場を一周します。

4台の太鼓による担ぎ比べ
みんなで力を合わせ、懸命に太鼓を担ぐ姿を見ていると胸が熱くなります。

澄みわたった秋空のもと、無事秋祭りが終わりました。
たくさんの人にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。
太鼓に乗せてもらったから、大きくなったら息子も担いで恩返しをしないといけないね。

年に一度、自然と人がひとつになれるお祭り。
これからもこのすばらしい伝統を受け継ぎ、守っていってもらいたいと思います。
mocomama