きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

クリエイター

楽しい人たちとどんどん楽しんでいく

オクムラユッコさん
「楽しみたいだけ」。はつらつとした笑顔できっぱりと言い切る奥村幸子(オクムラユッコ)さんの目は、周りの方々を一気にわくわくさせるくらいに生き生きと輝いています。
そんな奥村さんの魅力に引きつけられてか、アトリエ兼住居にはいろんな方がやってきては笑い声に包まれていきます。
しかし、それは最近のこと。生まれも育ちも小豆島の奥村さんは、子どもの頃からずっと小豆島が嫌で高校卒業後に島から出た後は戻ってくるつもりはなかったそうです。「嫌な島」が「楽しむ島」に変わったのはなぜでしょうか。

Q1.あなたの普段していること(仕事内容など)を教えてください。

元素麺詰め替え倉庫を改造した自宅兼アトリエで、『Things』という革の服飾雑貨の製造企画販売をしています。お客様との出会いとして香川高松のquench cafe galleryにて展示会も行っています。
また革小物制作ワークショップや面白い方と合同展を行うこともあります。
また、友達と小豆島の面白いことを伝えるフリーペーパー「うららー新聞」を作っていますよ。オクムラユッコさん

Q2.今、がんばっていることを教えてください。

(笑)ユッコね、がむしゃらに頑張っているんじゃないんですよ。ユッコや周りが楽しんでいたらいいなって。ただそれだけです。
たとえば「うららー新聞」も、島の為になんとか!って強い意思で頑張って作ってんじゃないんです。うちね、もともとホームパーティーが多いんです。でも、ただ集まって同じような話をしていても仕方がないんです。それよりも議題を持って話した方が楽しいんですよね。
だから「うららー新聞」を肴に楽しく話して、議事録のように残しているだけなんですよね。オクムラユッコさん

Q3.今後の目標を教えてください。

実はまだうちに広い空きスペースがあるので、面白い人たちとおもしろい物を見せていけれる場を作っていきたいです。
今、島には面白い人がたくさんいます。更に、この島はおもしろい人たちが自分のスタイルで活動するのにちょうどいい場所だと思います。田舎でありながら便利。「島」だから特別な場所にあるようで実際には東京とか離れたところに出かけたとしても日帰りができます。
だからもっと面白い方が集まれる場所が必要だと思います。
価値観が違ってもいいし、ユッコのことに対してもどんどん言って欲しい。言ってくれないと面白くないもの。ユッコはそういう人が増える環境に身を置きたいんです。
だからこのアトリエを活かして面白い方に会え、楽しい会話も活動もできる場所にしようと思っています。

Q4.あなたにとって、小豆島とはどんな場所ですか?

大切にするしかない存在です。島のことを話す時、ユッコが思っている以上に良く伝えちゃいます 笑。
もうね、羨ましがらせたいんですよ。実はユッコは都会が大好きなんです。戻ってきたくて戻って来たというよりも、結婚を機に帰って来ました。
でも、島だからできることっていっぱいあります。たとえばこの場所。好きに改装した快適な広々としたアトリエを何時間でも使える。これって贅沢なんですよ。しかも展示会とか行くと「島」ということで覚えてもらったりもします。
また、東京とかから1度アトリエに来てくれた方は繰り返し来てくれ、そして口コミでいい広がりができあがっていきます。
今は小豆島での生活が楽しいし、生きやすい場所です。

Q5.あなたのとっておきの小豆島の『きれいなもの』教えてください。

海。海っていいですよね。あの「海を見たくなる」力はすごいと思います。海が遠い人は海を見たいが為に車を何時間も走らせるくらいじゃないですか。子どものころは「傍にあって当たり前」だったけど、今にとっては好きな場所ですね。
特に「釈迦ヶ鼻」はいいですね。あの景色は…何とも言えません。

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kelly