瀬戸芸2013小豆島まだ春会期~三都半島~
うわぁ~、きれい!!
思わず、声をあげてしまうほど、色とりどりのかわいらしいお花で
埋め尽くされたこのお庭は、
三都半島の蒲野地区で展示している瀬戸芸作品
73 佐藤隼 「空間収集~小豆島の自然と生きてきたもの」
の作品の一部
屋内には、小豆島で採集した約3万匹もの昆虫の死骸やハチの巣が
ずらーっと並んでいます。
昆虫・・・どちらかというと、苦手だけど、こんなにもたくさん
そして樹脂封入されて並んでいると、
きれいだなあ。
あ、この虫よくいるいる!天井についてる虫だ!
なんて、親しみがわいてくるから不思議です。
その標本のような屋内展示から抜けると
「かつて、虫さんたちが過ごしたお庭」へと出ていきます。
このお庭、実は展示会場のお隣さんち
昔から、ガーデニングの大好きな方で、手入れをしていたんだけど
今回は、瀬戸芸に合わせて作家の佐藤さんと相談しながら
植えるお花を相談されたとか。
3月20日~11月4日までの会期中、常に何かのお花が咲いてるように
いろんな種類のものを植えているそうです。
その中でも、特に今は、いろんな種類のお花が花開いてて、本当にきれいです。
展示会場で見た数々の虫たちも、かつては、お花畑を飛び回り、楽しく生きてたんよね。
それは、人間も一緒。
いい時期もあれば、それが終わる時期もある。
だから、精一杯楽しみながら生きることが大切なんよね。
お庭のお手入れをしていたお隣さんの言葉に、なるほどなあ~と納得するとともに、
こうやって、島の方たちが
瀬戸芸に協力して、それを楽しんでいることが誇らしいことだな、と感じます。
小豆島では、瀬戸芸春会期終了後も「小豆島まだ春会期」と称して、ほとんどの作品を見ることができます。
新緑、田植えの水田、お花畑、青くかすんだ空 ・・・
季節感溢れる自然の風景と作品がマッチして、より一層魅力的です!
aiai