きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

島仕事

醤油の神様に初詣

松尾神社の御神札

小豆島にある22社の醤油蔵の内、17社が密集している「醤の郷」の全醤油蔵には、「トイレの神様」ならぬ「醤油の神様」が各所に祀られています。
正式な名は「松尾神社」。総本社は京都・嵐山にある「松尾大社」です。「松尾神社」とは、元々は水の神様。その後、水の恩恵をダイレクトに受ける「酒造り」の要所の京都・伏見で信仰されたことをきっかけに「醸造」の神様となり、全国各地で祀られています。

松尾神社
小豆島松尾神社(内海八幡神社境内)


小豆島松尾神社苗羽分社

醤油醸造が生活を支える小豆島・醤の郷には2社も「松尾神社」があり、特に重んじて祀られているのが内海八幡神社にある「小豆島松尾神社」。その神様の意味も知らずに、子供の頃から毎年元日に手を合わせてきたものの、大人になって「暮らす」と「営む」という言葉が一体するほどに、手を合わせる時の姿勢が正されていきます。
そしてふと思いました。これが、この土地で生きるということだなと。

先人の恩恵の元で生活をし、今を生き、未来に繋ぐ。
向き合えば向き合うほど、先人がいかに偉大かわかり、これからいかに挑むか考えさせられる。
1年後は、更にいい報告と、もっと力強い新年の抱負を言えるよう、頑張ろう!

kelly