きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

クリエイター, 輝く女性たち

手作り作品で繋がる

秋になると赤い布団太鼓で賑わう場所「池田の桟敷」の片隅に、

「雑貨の店 さじき」というなんだか気になる看板が出ています。

ここでお店を開いている方は、どんな方だろう?どんなものが売ってあるんだろう?

「こんにちは~♪」とその暖簾をくぐってみました。

たくさんのかわいらしい小物の間から、ひょっこりとお顔を出したのは、

ふわっと優しい雰囲気のご婦人、鈴木智美(すずき・さとみ)さん。

鈴木さんに、いろいろとお話しをお伺いしてきました。

Q1.素敵なお店ですね。このお店を始められたのは、いつからですか?

このすぐ近くの自宅(池田)でも「手作りの店 鈴」というお店を開いていますが、

このお店は、去年の秋(2013年10月)に手作りの作品を作る仲間7人で、

オープンしました。アクセサリーや洋服、小物など

物づくりが好きな人たちが手作りした物を持ち寄ってくるんです。

ここで、販売したり展示したり。

お客様も来てくださるので、おしゃべりや制作を楽しんでいます。

Q2.鈴木さんが、がんばっていることを教えてください。

洋服や小物の新しいデザインを常に考えています。

お店には物づくりが好きな人が集まってきて、

皆それぞれにいろんなアイデアを持っているので、お互いにいい刺激になっています。

いろいろな方とお話して、作品を見て、素材やデザインなど常に新しい物、

時代に合ったものを作っていきたいと考えています。

私は本当に幸せだと思いますよ。

いい人が寄ってきてくれて、たくさんのアイデアと刺激をいただいて。

毎日が、充実してて本当に楽しいです。

Q3.夢は何ですか?

「手作り市」をやってみたいですね。

小豆島には物作りを楽しんでいる方が、たくさんいます。

最近、島のあちこちで手作り雑貨のお店ができてるでしょ。

そういった、手作り作品を作る人たちが一同に集まる市場をやってみたいですね。

Q4.鈴木さんにとって、小豆島はどんな場所ですか?

若い頃は一度、島を離れて大阪で生活していました。

都会は、刺激があって楽しいところです。

小豆島に帰ってきて、物足りないと感じることもありましたが、

四季の移り変わりを肌で感じて

自然とともに生きることができる場所だと感じています。

特に私は、秋の木の実や、冬のかずらなど自然の恵みをいただいて、

それを利用して物づくりをしているので、島の自然には本当に感謝しています。

Q5.とっておきの小豆島の『きれいなもの』を教えてください。

島の「人」って本当にきれい!お化粧やおしゃれで着飾ったきれいさではなくて、

一人ひとりの生き方が自然で、無理してなくて、いい笑顔が溢れています。

優しい心と人のあたたかさ。

そういったものが表情に表れて、私は島の人が大好きです。

そんな鈴木さんも、飾らない内面からの優しさが溢れた方。

人柄がよく表れた小物の数々も、とてもかわいらしくて、すっかり長居してしまうお店でした。

--------------------------------

お店の基本情報

※「雑貨の店 さじき」

10:00~16:00 (定休日 金曜)

小物、洋服、陶芸など手作り制作仲間で持ち寄った雑貨を販売しています。
※「 手作りの店 鈴」

9:00~17:00(営業日 水木金)

鈴木さんが制作した手作り作品を販売しています。

 

--------------------------------

aiai