きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

輝く女性たち

優しい生地は笑顔から


小豆島町中山地区にある「かえるのパン工房」でパン作り体験をして来ました。
教えて下さるのは岡田美智世さん。通称みっちゃん。
今回は体験教室なので、生地を形成する所から始めます。
みっちゃんの用意してくれた生地は「気持ちいい!」と思わす叫んでしまうほどふっわふわ。
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まずはあんぱん作り。あんを入れて丸めて周りをハサミでカット。
表面に卵を塗ったり、芥子の実をふりかけてオーブンへ。
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ミニブレッドはあんを生地に塗ってからクルクル巻いてねじる。
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パンが焼けている間にお茶を頂きながらお喋り。
東京でパソコンのインストラクターをしていた経験や
パン屋での修行が活かされている生活。
お話を聞いていてみっちゃんの笑顔の訳が分かりました。

Q1 あなたの普段していること(仕事など)を教えて下さい。
月に4回のパン作り体験教室。出張パン教室。出張パソコン教室をしています。
出張パン教室をしているのは、体験教室での出来栄えをお家でも再現して貰いたいから。
オーブンの種類によって温度設定の違いも出てきます。
出張することでそれぞれのお宅に合った作り方やコツを伝えることが出来たらいいなと思っています。
教室以外の時間は畑仕事や棚田での米作りをしています。
今年手がける棚田は50枚弱です。
その他中山地区の農村歌舞伎保存会で衣装縫製などもしています。

Q2 小豆島に引っ越してきたきっかけは何ですか。
東京都八王子市にあるパン屋での修業中に休暇を利用して香川県へ。
自転車でうどん屋巡りをしました。
それまでに終の棲家を考えながら沢山の場所を旅していたこともあって、
せっかく香川県まで来たから小豆島へも行こうと立ち寄ったという感じです。
小豆島に降り立った瞬間「ここだ!」と思いました。
どの場所も気持ち良くて違和感がなくて…。
それは2010年のGWのこと。その後話がとんとん拍子に進み
同年12月には中山に住み始めていました。

Q3 あなたにとって小豆島はどんな場所ですか。
「ここに居ていいんだなぁ」と思います。
人ごみやビルが立ち並ぶ所より自然に囲まれていることが好きな私にとって
安心する場所です。

Q4 あなたにとっての小豆島の『きれいなもの』を教えて下さい。
中山千枚田の四季折々違った表情を見ているのが好きです。
その他、中山地区から池田地区へ抜けた時に見える海
丸山峠から室生地区へ下る道から見える海が広がった風景が好きです。
山に囲まれた中山地区に住んでいるからこそ、目の前に海が見えた瞬間の感動が大きいんですね。

パン作りやパソコン教室や衣装の縫製など
室内での仕事を主としているみっちゃんの趣味は自転車。
初めて小豆島に来た時もロードバイクで降り立った。
自宅の車庫にはトレーニング用自転車まであって本格的。
自転車での体力づくりは、体力勝負の田畑仕事にも活かされています。
小豆島に来る前から自分の夢があって、
島に来てからそれらがどんどん実現化しているというみっちゃん。
予想外の出来事もあるけれど、それは笑顔で受け入れる。
これからも沢山の方々と笑顔の交換をしながら次の夢へと進んでください。

中山パン工房
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