きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

私時間

mamecoのコルシカ島だより

島ガールであるからには、「フランスの島にも住まなければ!」と思い立ち、

mamecoはジャンボフェリーよりもジャンボなフェリーに乗り、

今、地中海に浮かぶフランスの南の島、コルシカ島で暮らしております。

 

どうも、お久しぶりです、mamecoです。(誰やねんと思った方はこちらをご参照ください)

小豆島を離れ、日本を離れて(出発の日のブログ)から早9か月。

 

小豆島の夕焼けや波の音や醤油の香りを時々思い出しながら、

人種も言語も文化も違う土地で、悪戦苦闘しながらも出会いと発見に溢れた日々を過ごしております。

 

小豆島のたくさんの人たちに励ましの言葉をもらってこの土地に来たからには、

何か小豆島にお返しできるような土産話を作りたいと思って選んだ地が、ここ、コルシカ島。

フランスよりもむしろイタリアの南に位置するこの島には、海も山もあり、オリーブもあり、

小豆島と同じような景色に出会えるかもしれない。と思って選んだのです。

 

ところがどっこい。 コルシカ島は、デカかったのです。

それは小豆島の56倍の大きさ。大阪府の4.5倍。むしろ広島県並の面積。

人口は小豆島の10倍もいて、30万人ほど。驚いた。もはや島ではないではないか。

 

WWOOF France を利用して滞在先を見つけた私。

「コルシカ島」「オリーブ」というキーワードで見つけだし、

てっきり山から海を見ながら暮らせると思いこみ、下調べせずに島へ到着。

電車に乗り、「海が…見えなくなっていく…」と不安になっていくうちに最寄り駅に着き、

駅から車で連れて行ってもらうこと15分。着いた家からの景色は、見渡す限り、山!!

いつもながら、自分のリサーチの甘さに驚きましたが、

とても可愛い村で、すでに気に入っております。

 

滞在先にはオリーブの木々が植えられていて、

自分の家で使う用にオリーブを摘み、オイルを作るそう。

さて、ここからが本題。 「オリーブの木々の世話の仕方や摘み方を教えてください!」

今年の夏、コルシカ島は雨が少なく、実が大きくならなかったらしい。

(フランス本土は雨が多かった)

小豆島ではぼちぼち実を摘み始めるシーズンだけど、コルシカ島では?

「11月終わりから、4月ぐらいまで摘むよ。」

 

そんなに長く?実が緑のうちのものを摘まないの?

「緑の実は、まだ水分が多いじゃない?熟したほうが油が多いからいいのよ。」

 

うむ。合理的な国、フランスとしては、油の多い実から絞るほうがたくさん絞れていいと考えるのか。

「スペインやイタリアでは緑のオリーブを摘むところは多いみたいだけど。」

 

小豆島でも、緑の実を摘んでるところは多かったはず。そのほうが美味しいんじゃないの?

「それは知らない。その国に聞いてちょうだい。」 うむ。質問した私が悪かったです。

気を取り直して、次の質問。 どうやって摘むの?

「木の下に緑色のネットが準備してるのわかる?あれを下でひろげて、風を待つのよ。」

風を ・・待つ・・・。では、風がなければ?  「木を揺らすしかないよね。」

・・・なんと。小豆島の人に言ったら怒られそうなほど、素晴らしい収穫方法。

 

さて、mamecoのコルシカ島でのオリーブリサーチ結果。

フランス人は、ワインには情熱を注ぐが、

オリーブに関しては情熱を持ち合わせていない。以上。

 

とまぁ思いつきだけでコルシカ島で暮らすことになりましたが、mamecoは、猫のいるお家で、

もとパリで料理人をしていたというママンのもとで、

ドイツ人のWWOOFerさんたちと一緒に、

アーモンドを摘んだり、オリーブ畑の掃除をしたりして日々を過ごしています。

 

という、mamecoのコルシカ島だよりでした♪♪

 

 

mameco