きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

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土庄町の新小学校開校と、小児科閉鎖について思う事

この4月から新土庄小学校が開校になるということで、お披露目会に参加してきました。
校内至る所から瀬戸内海が見渡せる、穏やかな立地です。

建物は、いまどきの小学校の作りとあって、廊下が広く、開放的な感じでした。

黒板(ホワイトボード)の横に、スクリーンがある部屋もあり、自分の小学生時代との差を感じました。

図書室も、非常におしゃれな作りです(まず部屋が四角くない)ここで読書したりするなんて楽しみですね。

体育館も、横に長い作り。よく考えれば機能的です。

小学校が統合される事で、1学年3クラスとなるようです。
元気な声が響きわたるのが、楽しみです!

一方で、この2月をもって、土庄中央病院の小児科が閉鎖しました。
新病院ができるまで、土庄町のご家庭は、私立病院もしくは、内海病院まで通うこととなります。特に乳児のいるご家庭については、内海病院まで通院せざるを得なくなりました。この閉鎖に伴い、土庄町からは病気の時に保育いただける病児保育が消えました。

小児科閉鎖に伴い、島外へ引っ越すことを決めた友人もいます。
病院以外でも、例えば小学生の放課後の過ごし方でいくと、小豆島町は、親の就労のために、子どもを長期休暇の際も見ていただける学童保育なのに対し、土庄町は、地域との触れ合いの場を提供する放課後子どもクラブ(休み有)と、と明確な違いがあります。

10年後、20年後、人口減少が避けられない中で、その頃大人になっている今の子どもたちに、何を選び、何を残すのか。
親として、非常に考えさせられている、ここ数か月です。

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