刈っても刈っても竹の子。
畑仕事をやりたいと言っていたら、近所で畑を借りることができ、開墾中なのですが…
その畑の奥に竹林があるので、侵入を防ぐために竹を伐採中。
竹の伐採に適している時期は、水揚げが終わる秋口以降が良いとされていますが、
待っていたらなかなか畑もできんだろうということで、とにかく竹を刈る日々。
「竹で簾を作ったらいいやん!」 「縁側作ろうか?」 「竹籠もいいかも!」
なんていう想像を重ねながら、毎朝畑に出てみてびっくり。
昨日何もなかった場所に、にょきにょきと彼らが顔をだしているのです。
さすが、勢いのある時は1日で1mも伸びるといわれる竹の子。
この竹は真竹(マダケ)といって、一般に出回っている孟宗竹(モウソウチク)の竹の子とは違い、細いものなのですが、食べられるという情報を耳にし、堂々と、闘うことにしました。
腹立ちまぎれに全部食ってやろう!と、日々、竹の子料理に挑戦中です。
真竹の竹の子は、30㎝ぐらいの大きさのものが食べ頃。梅雨明けまで楽しめるんだとか。
孟宗竹よりもアクが少なく、細いので、下処理がとても楽なので気に入っています。
私のやり方は、生の状態で半分に割り、皮をむき、鍋の中に米ぬか一掴みとひたひたの水を入れ火にかけ、沸騰してから弱火で約5分。あとは自然に冷めるのを待つだけです。
たけのこごはん
たけのこのココナッツカレー
青椒肉絲風炒め
その他、きんぴらに、メンマに、鶏肉炒めに・・・と、さすがにもう飽きましたが美味しいです。
しかもそうこうしている最中に、「竹の子いるかぁ?」と、孟宗竹の竹の子を持ってきてくれた近所のおじさん。
竹との闘いはまだまだ続きそうです。
それにしても、竹林は島のあちらこちらで見かけるようになりました。
昔の人は、放っておいたらどんどん拡大する竹の勢力をうまく利用し、
竹の子として食す。竹垣を作る。竹炭を作る。など、竹と上手く付き合ってこられました。
そんなところにヒントを得ながら、私も竹を生活のなかに取り入れてやろうと思っています。
mameco