きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

小豆島art, 島での出会い

第7回小豆島芸術家村滞在作家展&東京藝術大学Story of the Islandプランニング展


第7回小豆島芸術家村滞在作家展
2012年8月11日(土)~19日(日)10:00~17:00
第7回小豆島芸術家村滞在作家による展覧会が、いよいよ開催されます。
今年の4月から小豆島の中でも、自然がとりわけ美しい三都半島の芸術家村に滞在し、
作品制作を行ってきた、市橋由紀さん・増田恵助さん・吉野祥太郎さん。
島の人や自然、文化に触れ合って、どっぷり浸かって、作品づくりに励んできた3人に
展覧会の見所や島での制作活動についてお話をお伺いしました。
【市橋由紀さん】

風船をつけたカヤックで小豆島を一周

Q.「小豆島で印象に残っている風景はありますか?」
朝日、夕日、雲の合間から漏れる光、月明かり・・・
様々な光が海に反射する、その光がとても綺麗なことが印象的です。
しかも、起伏に富んだ地形なので、地平線に近い目線でみることもできるし、
高い山の上から見ることもできる。
その光を見て、「島」と「海」の悠久の流れを感じました。
そんな島の印象を、今回作品に反映させています。
【増田恵助さん】

アトリエで作品制作に取り組む

Q.「小豆島での作品制作、増田さんにとって何か影響はありましたか?」
島の自然、暮らし。全てが作品に影響を受けています。
もともと油絵を、また人物画を中心に書いていたのですが、
自然に囲まれているここ小豆島では水彩画に挑戦。
そして人物画だけでなく、風景画を描いたりもしています。
僕にとって初めてのレジデンス経験。
ここ小豆島では、様々な制作方法にチャレンジできて、それも島のおかげです。
展示期間中は公開制作も行なっていますので、気軽にアトリエの雰囲気を感じていただけたらと思います。
【吉野祥太郎さん】

小豆島高校でのワークショップ

Q.「小豆島の制作で大変だったことはありますか?」
神浦の浜に「その土地の記憶を汲む」と題し、地面を持ち上げる作品づくりを行なっていますが、地面を掘る際、その地面が想像以上に硬かったし、夏の小豆島は非常に暑かったことが大変でした。
でも、掘り下げていくと、浅い幅なのに3種類もの層が現れて!!
非常に面白い場所でした。
地元の方との触れ合いも、とてもよかったです。
声をかけてくれたり、差し入れをいただいたり。本当に励みになりましたね。
この作品を見て、私たちが普段見ている物事は表層でしかないこと、すべての物事の内部には、私たちの知らないこともある、ということを感じて欲しいです。
8月11日、オープニングの時には、地面を持ち上げる参加型パフォーマンスを行います。
多くの方のご参加、お待ちしています。

4月から約5カ月、私も作家さんと接する多くの機会をいただきました。
学生時代、美術はいたって普通、いえいえ、むしろ苦手な私にとって、それはとても新しい世界。
小豆島という地を活かして作品制作に取り組む姿、
真摯に表現しようと真剣に取り組む姿、
ワークショップで地元の人が楽しめるように、学べるように工夫を凝らす姿、
そんな一生懸命な姿、とてもステキでした。
私も、島への新しい視点や、真剣に取り組むことなど、多くのことを教えてもらいました。
展覧会まで、残すところ約1週間
作品制作のラストスパート、頑張って下さい!
そして、いろんな思いがつまった展覧会、皆様、ぜひ足を運んで下さいね♪

aiai

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8月11日(土)~19日(日)10時~17時 入場無料
※期間中はマイクロバス2便(12:20,15:20池田港発着)
が運行(11日、19日は12:20発の1便のみ)
◎8月11日(土)19日(日)アートツアー
アートツアースケジュール
12:20 池田港発 三都ふれあいセンターへ
12:40 オープニングセレモニー (11日のみ)
13:00 作品解説(増田・吉野パフォーマンスあり)
16:00 ツアー終了
16:30 池田港解散
◎8月11日(土)18時~ オープニングパーティ―
会場:小豆島ふるさと村ふるさと荘 会費:2000円
自由参加
◎8月19日(日)18時~ クロージングパーティー
会場:小豆島ふるさと村ふるさと荘 会費:2000円
自由参加
◎チラシのダウンロード→第7回小豆島芸術家村滞在作家展
◎HP→小豆島町HP小豆島AIR
※東京藝術大学院生や留学生との合同展覧会です!
こちらは、来年の瀬戸内国際芸術祭のプランニング展となっています。
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