きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

, 瀬戸内国際芸術祭

ART SETOUCHI夏「傾き者、まかり通る」見てきました!


中山農村歌舞伎舞台で行われた、ファッションショーに行ってきました。
ファッションショーといっても、衣装をつけた人が、舞台上でくるっと回って
にこっと微笑むものとは一味違って、
短い歌舞伎劇あり、音楽ありのとっても楽しい衣装絵巻でした。
【構成・演出:明神慈(みょうじんやす)、音楽:木並和彦】

「えっさ、ほいさ」「えっさ、ほいさ」
舞台袖から、籠が担ぎ込まれ

中から現れたのは、なんと塩田小豆島町長!
とっても粋な演出
町長の挨拶で、いよいよ舞台は幕開けです

「白波五人男揃い踏み」
貫禄ある子どもたちの演技
黒子さんたちの相の手が、舞台をより一層盛り上げます

会場全体が舞台となって、
役者さんが、後ろから横から・・・

舞台の下から、登場します!
奈落では、力持ちの黒子さんたちが、舞台を回したり板を持ち上げたりして、
舞台を支えています。
まさに、縁の下の力持ち!!
※参考ブログ
「小豆島歌舞伎ビギニング(中山農村歌舞伎)」

中山農村歌舞伎保存会の矢田徹会長も、石川五右衛門役として登場。
やっぱり、すごい。
動きが細やかで、迫力あって、熟練の技を感じさせます。

盛りだくさんの舞台内容に、子どもたちも釘付け♪

最後は、紙テープを投げて、全員総立ち、拍手喝采!
とっても楽しい、あっという間の1時間でした。
毎年、10月上旬に行われる中山農村歌舞伎
今回は、いつもと少し違った形の舞台でしたが、
艶やかできらびやかな着物やかつら、鎧などの衣装や道具を見ることができて
改めて、この「中山農村歌舞伎」という伝統文化のすごさを感じました。
300年にわたる伝統を、今に受け継ぎ、そして後世に残すことは決して簡単なことではないと思います。
でも、地域の人たち、ご先祖様、そして未来の子どもたち、全ての人や自然との繋がりを
大切にしてきたからこそ魅了される何かが、ここにはあるんだと思います。
ところで、このイベントは、瀬戸内国際芸術祭の催しの一環でした。
ART SETOUCHI夏と称し、瀬戸内の島々で、この夏も多くのイベントがあります。
「瀬戸内国際芸術祭2013」もいよいよ来年3月から始まります。
小豆島では、中山をはじめ、肥土山、福田、醤の郷、三都半島、土庄港などが会場となって
作品展開される予定です。
これを一つのきっかけとして、小豆島の各地に残る伝統や文化、暮らしを、再発見する機会になればいいなと思います。

aiai

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瀬戸内国際芸術祭2013
春―3月20日~4月21日
夏―7月20日~9月1日
秋―10月5日~11月4日
HP http://setouchi-artfest.jp/
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