きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

島へんろのおすすめ

第4回「女子へんろ」開催

荒々しい道のりに積もる落ち葉をざっくざっくと踏み、白装束を身にまとって幾日も歩み続ける。
その昔「修行僧」が歩んだ道のりを、「遍路」として巡る。

と!壁の高いイメージもある「遍路」を、気軽に楽しくできる「女子へんろ」が6月9日に開催されます。(文末に詳細)
天気の機嫌の元で何時間も歩くし、「遍路」だから心構えも必要だけれど、住職さんや葬儀屋さん、遍路宿の方など、お遍路関係のプロ達が企画をたて、サポートしてくれるスペシャル遍路!
本格派遍路をする方からみれば「なんちゃって」遍路。それでいいじゃないか!

実は、私はこの「女子へんろ」が大好き。
そもそも「なんちゃって遍路」が大好き。

参考に、昨年6月3日に開催された女子へんろを元に、ざざっとご紹介。


スタート段階。aiaiはちゃんと手に日焼け防止。帽子も必要だよねー。
動きやすい服装とスニーカーは言うまでもないか。
ちなみに、白装束と金剛棒は 貸してくれます。


庵や寺に着くとお経を唱えます。般若心経も用意してくれています。
読めなくても、住職さんと一緒に読んでいると、だんだん慣れてきますよ。


島遍路の遍路のいいところは、巡る先が四国遍路と比べて近いこと。
少し頑張れば、いろんな赴きあるお寺や庵に到着し、感動し、休憩し、なんだか達成感を得ることができます。


こういった鬼瓦を見るのも好き。例えば「金」の文字が。
なんだか参るとお金に恵まれそうじゃないか!…って煩悩煩悩…。


ちゃんと白装束を着ていてお遍路をしていると、時々「お接待」を受けます。
この「お接待」は素直に受けましょう。
いや〜、生き返るし、何よりお気持ちが嬉しい!


「女子へんろ」はちゃんと昼食付き。毎回愛情の詰まった愛情昼食をいただいています。
運営スタッフは男性が多く、この日は男性が準備を頑張ってくれました。
男性に準備してもらうということが新鮮すぎてドキドキしつつも、 甘えちゃいました。


さぁ、 パワーチャージできたので、再びスタート。

私はかなりの「なんちゃって遍路」好きなのですが、その大きな理由が「自然の中を歩き続けるのは気持ちがいい」からです。
かなり「遍路」とは逸脱した感覚ですが、これが無くては遍路をしません。
葉の間こぼれる光。土や落ち葉の湿った感覚。季節の草花。澄んだ空気。葉の茂り方で変わる涼しさ。山から下りる風。
普段車に乗っていたり、舗装された道路を歩いていては気づかない自然の生命に触れることができます。


だんだんキツくなってきた時は「遍路道」と書かれた札の裏を見てみましょう。
こんないろんなメッセージが書かれていて、励まされます。


お地蔵さんにも見守られ…

頑張った先に開ける絶景に感動し、


やっと次の目的地に到着!ゴーン!


と、共に始まる道。


日常ではあり得ない道。そうそう、修行道なんだもんね。
きついからこそ、達成感がある。


小豆島八十八ヶ所霊場の特徴は、この10余の山岳霊場。
洞窟の中に本堂があるので、幽玄な雰囲気が溢れています。


このように、1日かけて遍路道を歩いて「女子へんろ」終了。
夕暮れの中で、島外から来てくれた方々をお見送り。
出会えて嬉しいよ!また来てね!

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「第四回女子へんろ」
日時:6月9日(日)
集合:旭屋旅館 8:00 集合 8:30出発
※遅れないようにお願いします
対象:18歳以上の女性(18歳以下は保護者同伴)
費用:3,000円(昼食付、記念念珠プレゼント)
装備:山歩きができる動きやすい服装と靴、保険証、お賽銭
備考:★白衣、金剛杖は貸し出し可★土庄港以外のルートで参加される場合はご相談ください★当日の飛び込み参加はできません★参加多数の場合、募集を締め切ります。
問い合わせ:080-1991-5716 担当 長田
E-mail:info@shodoshima-c.com
Web:http://shodoshima-c.com/wp/henro

kelly