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12月6日(金) の「新日本風土記」は小豆島編!


12月6日(金) の「新日本風土記」は小豆島編! 1年間小豆島に通い詰めてはヤマロク醤油さんの新桶作りを中心に取材を続けていました。


熱心に密着取材

勢い余って桶作りにも参戦

いいシーンは逃さないように、常に体を張って取材

桶を縛る箍用の竹を山に切りに行く時も同行し、
吉野から運ばれた杉板を削る時も同行し、
桶を組み立てる時は、泊まり込みで密着取材。
1時間の番組を作るのに、こんなにも丁寧に取材なさるもんだとは…!それともお気持ちで?驚きます。

さて、「新日本風土記」が取り上げる「小豆島」の軸が、醤油を仕込む「新桶作り」なのは何故か?
実は、戦後から醤油製造も大量生産体勢に移り変わり、伝統的製法「木桶仕込み」で造られた醤油は、今や日本の醤油生産量の1%を切っています。そして、なんと約半数が小豆島産まれ。大量生産型にシフトすることにより、仕込む大桶の発注がなくなり、残る桶屋はたった1社。この1社が桶作りを辞めてしまえば、日本から桶仕込みによる調味料が消えることを危惧した小豆島の醤油屋が「桶も作れる醤油屋になろう」と立ち上がりました。

「桶仕込み醤油」を選択してきた小豆島。小さな島に22軒の醤油蔵が軒を連ねる小豆島。変な島です。
醤油に限らず、会社は儲かることで成り立っています。日本各地の醤油屋も、継続するために「桶仕込み」を辞めてきたのに、あえて選択してきたのはなぜ?この選択と行動に、タイトル通りの「新日本風土記」があるのかもしれません。

何が正しいかを問う気は全くないです。ただそこに、日本の一つの風土がある。
ちょっと変わった日本の一面を、お楽しみください。

kelly

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【番組タイトル】  新日本風土記 ~小豆島~
【放送日時】   2013年12月6日(金)  21:00~21:59
【放送局】    NHK BSプレミアム
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【参考】
◆ 職人醤油:ヤマロク醤油の新桶作り
◆ 小豆島ガールプロジェクト:戦後初!醤油屋による仕込み桶作りが開始