きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

未分類, 私時間

3月11日

あれから3年-

3月11日になると色々なことを思い出します。

その時は東北にいたわけではないけれど、電話線がパンクして電話がつながらなくなったこと。近くにいる人たちと交わした会話。東北出身の友人たちの安否を確認しあったこと。被災しながら仕事を続けていた仙台の同僚たちのこと。何が本当の支援なのか、社内で何度も議論したこと。

そして、私たちは震災がきっかけで小豆島にやってきたわけではなかったけれど、小豆島で出会った人たちには、震災が何かしらのきっかけで小豆島にやってきた人たちが何人もいたこと。

何が大切で、何を選んで生きていくのか-。多くの人の考えるきっかけとなりました。

アメリカで9・11テロがあったとき、生き残った人たちは50階の階段を、ただ黙々と降りた人たちだったと聞いたことがあります。東北の震災でも、自ら考え、高い所に避難して小学生全員が助かった釜石の奇跡もありました。

小豆島は高齢化が進んでいます。高齢者が避難訓練を重ねるごとに、身体に避難することが染みついているとの話を聞いたこともあります。当たり前のことを馬鹿にせずやりきることの大切さを再認識した今日でした。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

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