来年の瀬戸内国際芸術祭2016に向けて、全8回にわたって
開催予定の瀬戸内『食』のフラム塾。
6月下旬に開講し、第1回と第2回の講座が無事に終了しました。
第1回講座の講師は
塾頭の北川フラムさんと、現代美術作家のEAT&ART TAROさん。
北川フラムさんからは、芸術祭においての「食」の意義について講演がありました。
芸術祭といえばアート作品もとても大切ですが、
それよりももっと大切なことは、「食」だそうです。
地域のお母さんたちが作る料理が、世界一!
その世界一の物を来場者も口にすることができたら、もっともっと
瀬戸内の魅力に気づき、リピーターになってくれるはず!
食には、その地域の特徴や歴史があります。
その食を通して、地域の人たちが地元の豊かさ発見し、
地元に誇りを持つ機会となり、
それが地域の再生につながっていって欲しい。
このような願いを込めて、食プロジェクトを行っていくことを
お話ししてくださいました。
2人目の講師は、前回の芸術祭で「島スープ」を提供していた
EAT&ART TAROさん。
TAROさんからは、食にはコンテクスト(文脈)が大切ということを
自身の経験を交えてお話ししていただきました。
スタッフとして参加している私は、
今回、塾生の方に島スープの試食をしていただくために
TAROさんと島スープの仕込みを一緒にできるという、
なんとも幸運な機会にも恵まれました♪
TAROさんのチームはとっても和やかな雰囲気で、
一緒に調理できて、楽しかった!
TAROさんの作るスープが、ふんわりとした優しい味なのは
その人柄も現れているんだろうなあ。
食にはコンテクスト(文脈)が大切。
なんとなくわかってきた気がした第1回目の講座でした。
第2回目の講座については、またレポートしますね。
aiai