きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

島での出会い, 島行事

島の基盤を築いた方々-苗羽地区老人会-


「おじいちゃんが敬老会で91歳の記念品をもらうから、写真撮ってきて」
母からさりげなくお願いされ、祖父を送迎する父と叔母と「ほな、いこかー」と会場に行くと…そこには、想像を覆すインパクトがありました。
お正月のような飾り、大勢の運営スタッフと見学者。錚錚たる顔ぶれの来賓の方々。
会場を見るなり、「みんな来てないなー」と祖父は言いますが、それでも78歳以上の大勢の方々がご参加なさっており、写真を撮りに来たことに気が引けるほどの威厳を感じました。

来賓の武部一成さんは醤油の歴史と重ね合わせながら参加者の方々の功績をたたえた話をしてくださいました。各書籍で醤油の歴史の話は調べてきましたが、実際に乗り越えてきてくださった方々を目の前にしたお話は、より心に刻まれました。

黒島啓さんは『生き甲斐』について実体験を通しながら話してくださいました。
たしかに、上勝のように高年齢になっても生き甲斐のある仕組みがあればと思います。生憎私は『高年齢』を経験したことがなく、気持ちを分かりきることができませんので、耳を傾け続けながらできることからやれればと思います。

小豆島町長の塩田幸雄さんは、若者への期待をお話してくれました。
この点につきましても、私はついつい先人の功績に甘んじてしまうことが多いのですが、大切なのは私たちの世代がどう動いていくか。
〆の言葉として心に刻まれました。





その後に、苗羽小学校による演奏、そして保育園と幼稚園の歌へと続きました。
私も必死に練習を重ねてきた苗羽小学校『音楽部』は、
実は醤油業で栄えた立派な土地柄がなければありえなく、
当時感じることができなかった感謝の気持ちを今になって抱き、
私はどれだけのことを地域に貢献できるのかと考えさせられました。

kelly