ここは、三都半島の長崎のしし垣。
そこで、しし垣をじーっと観察しながら、
熱心にスケッチしたり、写真をパチパチ撮ったりしている高校生達を発見!
おやおや、ここ、誓願寺の大ソテツ前でも熱心にスケッチする高校生に遭遇。
今度は馬場の桟敷でも!
風光明媚な花寿波島の前にも!
aiai 「みんな、熱心に何してるんですかぁ?美術部の方たち?」
高校生 「いえいえ、違います。私たち、手ぬぐいを作ろうと思ってるんです。
今日は、その手ぬぐいのモチーフ探し。
東京芸術大学の柚木先生と一緒に、スケッチやモチーフ探しのコツを聞きながら、
三都半島の名勝を回っています。」
うんうん。それはおもしろいですね!
このプロジェクトの中心となっているのは、
地域おこし協力隊でもある柚木恵介さん。
aiai 「このプロジェクト、どういうものですか?」
柚木さん 「小豆島高校に通う高校生で、アートやデザインに
興味のある子たちと一緒に、小豆島のお土産をデザインします。
その第1弾として小豆島の手ぬぐいを作る計画を
進めています。
モチーフは、瀬戸内国際芸術祭2013の舞台の一つとなる
三都半島の豊かな自然を設定しました。
有志で集まった高校生と一緒に、三都半島の自然をスケッチして周り、
デザインのいろはを教えながら、
手ぬぐいという製品が生まれるプロセスを学んでもらいます。
できあがった手ぬぐいは、瀬戸内国際芸術祭期間中、
三都半島で展開される各地の地元の人が中心となって運営する
『島の家』で販売できたらいいなと思っています。」
なるほど~。
高校生は、地元のいいところも知ることができるし、
デザインも勉強できるし、お土産もできる。
一石二鳥・・・どころか一石三鳥のプロジェクトですね!
力強いプロジェクトチームの皆さん。
aiai 「なぜ、参加しようと思ったのですか?」
高校生 「3月から開催される瀬戸内国際芸術祭。
私の住む町にも、きっとたくさんの方が訪れると思います。
自分の住む町のことを、もっともっとたくさん知って、
説明できるようにしておきたいし、
瀬戸内国際芸術祭でどんなことをするのかも知りたいと思って、
参加しました。」と杏さん。
aiai「今日、第1回目に参加してみてどうだった?」
高校生「じっくり観察することで、普段見逃していることが
いっぱいあるんだなってことに気づきました。
よく見ると、面白いこともいっぱい。
こんなに名勝があることも、初めて知ったし。
新しい発見でいっぱいです。」と、佳以さん。
今回観察したものが、どんなデザインに変身するのか、楽しみにしています!!
aiai