きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー

小豆島で輝く女性の「きれいなもの」がいっぱい!

私時間

mame日記 vol.8 ~mame家との出会い~

そういえば、mamecoがmame家に住んで、2年が経ちました。

最近、ここの海を眺めながら、ここの家に決めたときのことを思いだしました。

 

2年前の夏の終わり。小豆島で物件を探していて、いくつか候補があって、

「みんなは何を基準に家を決めているんやろう?」と、悩んでいたら、

「とりあえずここから1番近い家でも見にいきますか?」と、

紹介してくださる方に連れられてその家へ向かった日のことです。

 

そこに向かう道は、それまで1年半小豆島に住んでいても初めて通る道でした。

 

 

「峠がいっぱいありますね・・・。」と、思わず口に出してしまったmamecoは、

不安な気持ちでいっぱいだったことを覚えています。

だって、それまでの道に、商店も電灯もほとんど見かけなかったから。

 

 

でもその峠を越えてすぐ、目の前に広がった空と海に、思わず息を呑みました。

 

 

海の青に、空の青に、島影の青。こんなにたくさんの青色があるのかと、驚いたのです。

 

 

「素敵!全部が素敵!!」と、感動しながらmamecoが叫んでいたら、

「そこに見える集落にある家が、ご紹介したい物件ですよ。」と、言われました。

 

“一目惚れ” とか、“運命の出会い” とかいう言葉は、この瞬間のためにあるんや!と、

いろんな意味で衝撃を受けたことを覚えています。

 

 

「ここにします。」と、即答したmameco。

 

「まだ家を紹介していません。」と言われ、そうだったと思い直して家に行ったのですが、

その日は鍵がなく、大家さんとは会えず、家の外観としか出会えませんでした。

 

それでも、「ここにします。」と言ったmamecoに、

「とりあえず、次は大家さんに会って、家の中を見てみましょう。」と言われ、

それもそうだと思い、その日はそこで終わりました。

 

そのあと会った友達に、「家決めてん!」と思わず言いふらし、

「どんな家?」と聞かれ、「それが、まだ知らんねん!」と答え、

みんなに笑われたことを覚えています。

 

そんな出会いから早2年。

 

毎日見てても未だに、日々の景色に感動できてしまうので、

これはほんまに、運命の出会いやったんかなぁ。と、思ってしまうのです。

 

 

mameco